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原稿作成のポイント
■うまく書くことより内容に気を配ろう

 自分史、旅行記や随筆集、家族記、民俗史、風土記などなど、原稿を作成するうえで最も心がけたいことは、自分が他者に訴えたいことを、正確に伝えることです。
 読む人は、《内容》を読みたいのであって、文章に酔いたいのではありません。つまり、うまい文章を書く必要はないということです。
 うまく書く努力は惜しむべきではありませんが、うまく書こうとするあまり、書くことに構えが出てきて固い文章になったり、書くこと自体が億劫になりかねません。また、はじめからうまい文章を書けるものではありません。自分史に必要なのは、うまい文章よりも《内容》を明確に伝え得る原稿なのです。むしろ、それこそうまい文章といっていいのかもしれません。
■原稿作成のチェックポイント――10か条
1: はじめに、何を書きたいのか、それを誰に向けて伝えたいのか、を明確にする。
2: 全体の構成を考え、どういう内容を織り込むのか具体的な項目を決める。
3: 「です」「ます」と「である」「だ」とを混ぜて使用しないことを原則とする。
4: ひとつの文は短くし、ひとつの事柄だけにとどめる。
5: 適当なところで改行して、文章をできるだけ読みやすくする。
※例えば1行40字でしたら、3、4行程度で改行したいところです。 また、内容のまとまりに応じて「空き行」をつくるのもよいでしょう。
6: 誤字・脱字、いい加減な虚字、かな遣いや送り仮名の御用をさけるため、辞典などで調べ正確を期す。
7: 筋立ての節目や論旨の変わるところなどを章や節でくくり、わかりやすくする。
8: 原稿の書き方の基本である5W1H、つまり「誰が」「いつ」「どこで」「何のために」「何をして」「どうなったのか」を織り込むように心がける。
9: 一度書き終わったら、推敲して原稿の完成度をあげる。(特にパソコンで作業する場合は重要です)
10: 内容にふさわしい題名を1枚目の原稿用紙(パソコンであれば印刷用紙)に大きめに書き、氏名を付記する。
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